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​​日本史学研究室へようこそ!

 

(このサイトで紹介する講義・演習は2020年度現在のものになります。

内容等が変更される場合もありますのでご了承下さい)



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​2年生演習・講義

日本史概論

 古代から近現代にいたる日本史学研究の現状について、どのような視点にたって検討すれば良いかについて、いくつかの注目すべき論点に即して事例紹介を行う。本授業それ自体は網羅的な通史的叙述ではないが、学習者が自ら主体的に通史的叙述を学び取り、それぞれなりの歴史像を形成する際の導入的な論点提示を行うこととなる

日本古代史史料学基礎演習
 古代の歴史書を題材として、史料を読解する能力を身につけることを目的とする。『続日本紀』をテーマとする。

日本近世史史料学基礎演習
 
近世のくずし字解読の演習を行うことが目的である。近世の古文書は、ほかの時代の古文書に比べて読みやすいものが多いので、まずは近世文書の書体に慣れることによって、将来的には中世文書、近現代文書もきちんと読めるようになることを目標とする。

日本史論文基礎演習
 
日本史学の学術論文の読解能力を養う。また、今後の演習や卒業論文の執筆にむけて、論文に関する基礎的なルールを身につけることを目的とする。
 本授業では、受講生が授業終了後に、論文を批判的に読み取り、史料的根拠に注意する態度を獲得していることを目標とする。

日本古代史史料学概説

 日本史を研究するために必要な歴史資料について概説することにより、史料から情報を引き出すための手続き、史料批判の方法を身につけ、もって、日本史学一般の基礎的方法論を習得することを目的とする。「日本古代史料学」をテーマとする。

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3年生演習

日本古代史学演習
 古代の文書を題材として、文書を読解する能力を身につけることを目的とする。造石山寺所解移牒符案をテーマとする。

授業の方法:古代の文書のうち担当すべき文書について、下記の内容につき報告する。
      その後、全員で質疑応答を行う。
報告内容:基本(翻刻・刊本の校訂・形態・様式・紙背文書)
     読解(内容理解・関連文書の提示・機能の整理・事項の解説・論点の抽出)
     展開(先行研究の提示及びその批判・報告者の見解・今後の課題)

日本中世史学演習
 受講者の関心に基づき、妙興寺文書などから史料を選定し、その読解のために辞典類を駆使し、内容理解のために参考文献等を調査、検討できる能力を養う。

 愛知県域のみならず、日本全国においても有数の質量をほこる古文書群である妙興寺文書をテキストとする。毎回担当者を決め、その報告をもとに、受講者全員で質疑応答を行う。報告と質疑応答の主な内容は、史料の正確な読解、関連史料の調査、先行研究の解釈に関する検討などとする。定時以外の土日などに、一宮市博物館に出向き、史料原本に接する機会を設ける(受講生は参加必須)。その他、学生の研究構想発表と、それをめぐる質疑応答も行う。

日本近世史学演習
 江戸時代の地域史料を素材にして史料解読の演習を行うのが目的である。日本近世史料の文体に慣れ、史料解読の基本を身につけることを目標とする。

 江戸時代の文章を現代日本語に翻訳する作業をする過程で、関連事項・類似事項を調査して内容理解を深めていくためには、どのような調べ方が求められるかについて学習する。あるいは、辞書・辞典類で調べがつかないときに、どのような方法によって解釈をすすめていくかについて学ぶ。

日本近・現代史学演習

 『昭和天皇実録』の刊行により天皇制研究が詳細になりつつあるが、ものごとを詳細に明らかにすることが歴史学の目的ではない。歴史学とは現状批判の学問である。ものごとを批判的に把握する力を鍛え、自らの身につけること、そのために近現代天皇制をめぐる議論のうち歴史学におけるそれをふり返りながら、現状批判をするとはどのようなことなのかについて考察を深めることを目的とする。
 本授業では、受講生が授業終了後に、日本近現代史に関する知識と史料を分析する能力を得ることを目標とする。

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​​3年生以上講義

日本中世史史料学概説
 文献史学の実際を体験的に習得するのが授業の目的です。日本中世史に関する文字史料の解読は、狭義の技術を学ぶということではありません。かろうじて残されている文字史料は、実際に起こった歴史のほんの断片でしかありません。またそれらはすべて、特定の人物に即した陳述の史料です。あらゆる意味での偏りがある史料を使って研究せざるを得ません。そのような条件の下で、歴史像を復元して歴史の意味を引き出すためには、合理的な想像力と知的な創造力が必要です。さらに重要なのは史料批判ですが、これも史料操作という技術的次元にとどまらず、それを支える思想批判の見識が威力を発揮します。受講生それぞれが、自分の知力を動員して歴史史料に向き合ってください。思想的営みとしての歴史研究を経験することが、授業の目的です。

日本近世史史料学概説
 近世史料の形態と内容について、現在おそらく最も目にすることの多い村方文書をベースに概観する。そのうえで、町方文書や武家文書・朝廷文書などをも検討対象とし、それら史料の形態および形態と内容の相互関連を学ぶことが目的である。それら史料群を解析することを通じて近世の政治・社会・文化の理解へと進むことを目標とする。

日本近・現代史史料学概説

 日本近現代史における史料について概観し、それに基づいてどのように歴史を研究するのかを、実例を基にしながら考察することを目的とする。本授業では、受講生が授業終了後に、日本近現代史の史料に対する知識を習得し、日本近現代史の方法論を説明できることを持つことを目標とする。

日本古代史講義

 古代国家が手工業生産をどのように掌握しようとしたのかという問題を理解し、もって日本史学の専門的知識を修得することを目的とする。平安時代における瓦製作・梵鐘製作・神宝製作などをテーマとする。

日本中世史講義
 担当教員の研究課題である五山僧や五山文学、近世寺社論を中心に、歴史学・日本史学に携わる基本的な姿勢を身につける。具体的には、不断に史料的根拠を問い直す姿勢、その根拠に基づき示された解釈を相互批判しながら鍛え上げる姿勢を身につける。

日本近世史講義
 日本近世の政治および文化について、三河地方の譜代大名を素材にして検討するのが目的である。幕藩制の特質および幕藩制下における人々の暮らしについて理解を深めることが目標である。

日本近・現代史講義

 日本の歴史において、天皇制が最も重要なテーマの一つであることは言うまでもない。
 2016年夏以降、天皇の退位問題から、象徴天皇制に関する議論や話題が新聞・テレビなどで盛んに取り上げられた。そもそも、なぜ天皇制をめぐる議論が起こるのか。日本社会において、天皇とはどのような存在なのか。これを近現代史の点から考察することを目的とする。
 本授業では、受講生が授業終了後に、近現代の天皇制についての知識を習得し、日本近現代史の方法論を説明できること、天皇制に対して自身の見解を持つことを目標とする 
 

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